真夏の昼下がり学校のそばの店で
いつもアイス片手に君と過ごした
たいした話もせず誰かと誰かのこと
他人事のように噂してたね
話に夢中になり君のアイスキャンディ
夏の陽射しを受けて溶けはじめている
制服のスカートが風にゆらり揺られて
君の長い髪も少し乱れて
そんなことも気にせずに僕を見つめ微笑む
今日の君は幼い女の子のよう
溶けたアイスの滴アスファルトに落ちる
その時急に君が美しく見えた
ささやかな時間が知らぬ間に過ぎていき
アイスのスティックだけ君の手に残ってる
何も書いていないスティック見つめて
「ついてないね」君がつぶやく
ふたりクラブ活動毎日忙しくて
どこへも行けそうにないけれど
こうしてこの場所でアイスかじってると
嫌なことすべて忘れてしまう
話に夢中になり君のアイスキャンディ
夏の陽射しを受けて溶けはじめている
アイスの滴アスファルトに落ちる
その時急に君が美しく見えた |