傷だらけの翼
時間とまわりのすべてにて流れ流され忘れかけていた。
いつしか飛べなくなるほどに翼は傷つくけれど・・・
「自分の弱さ」を「憎しみ」に変えて、夢さえ捨て、
こんなに多くの過ちを犯し生きてきた。
「正しい」ことに「正しい」と言える勇気を持ち
飛べないとしても羽ばたいていたい。傷だらけの翼で
すべてをなくしたことに悲しむ術も知らず立ち尽くす。
心も閉じられたまま、何も見えない。何も聞こえない。
でも、君に会ってはじめて心の翼を広げ・・・
「孤独」という名の「ナイフ」で傷つけ、傷ついて
愛を信じることも知らずに生きてきた。
「悲しい」ことに「悲しい」と言って涙流す
素直な心で君を守りたい。傷だらけの翼で
